秀栄・秀哉、殿堂入り <第5回囲碁殿堂決定>

  
本因坊秀栄 本因坊秀哉

 第5回囲碁殿堂入りを決める「囲碁殿堂表彰委員会」が8月5日、日本棋院にて開催された。

 今回の投票では、2人が殿堂入りするように規程が変更になり、殿堂制度が活性化されることとなっている。

 有識者、棋士からなる出席委員10名により、事前にノミネートされた7名の候補者に対し3票ずつを持ち投票が行われた。

 本因坊秀栄が九票、本因坊秀哉が8票を獲得し、規程の3分の2以上の7票を越え、2名の殿堂入りが決まった。これで、囲碁殿堂入りしたのは10名となった。

 秀栄(1852―1907)は、本因坊秀和の次男として生まれ、本因坊家の再建に尽力。同時代の棋客をすべて先ないし2子に打ち込み、名人中の名人と呼ばれた。本因坊秀哉、雁金準一らを育てたことでも評価が高い。

 秀哉(1874―1940)は本因坊の名跡を選手権戦に提供し、家元制最後の本因坊となった人物。木谷實との引退碁は川端康成「名人」で描かれたことで有名。

 今後は、殿堂入りを果たした二名の顕彰レリーフが作成され、来春一月五日の打ち初め式で披露された後、日本棋院地下一階の「囲碁殿堂資料館」にて展示されることになる。

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